新幹線で食べられるもの
『551蓬莱』の豚まんといえば、吉本新喜劇の芸人を起用した
「ある時〜ない時〜」というテレビCMで地元にも愛される、大阪を代表するB級グルメ。
新大阪駅や伊丹空港にも支店があり、大阪みやげの定番でもある。
しかし、そのいかにも食欲を誘う匂いゆえか、
車内・機内で食べることを「肉まんテロ」と批判や揶揄する声も見られる。
豚まんテロ
本当に、新幹線の中での豚まんは、禁止なのだろうか?
新大阪店で聞いてみた
「まったく問題なし」とのこと。考えてみれば、
匂いのある駅弁は蓬莱の豚まんだけでなく、
横浜名物『崎陽軒』のシウマイ弁当など、他にもある。
揶揄に臆することなく、温かいうちにいただいて大丈夫だ。
「新幹線の中ではNG」なものは他にあった
大阪を代表するB級グルメ、もうひとつの雄は「たこ焼き」。
新大阪駅構内でも「道頓堀くくる」が店を構えている。
くくるのたこ焼きは、仕上げに「白ワイン」を振りかけ、
カリッとふわっと香り高い味わいが特徴だ。
そこで持ち帰り用を購入してみると、店内にこんな掲示が…。
たこ焼きの箱にもシールで明確に禁止
豚まんにはなかった真っ赤なシールが、持ち帰りの箱に貼られている。
どうやら、「駅構内の店舗で買ったたこ焼き」は新幹線の車内で食べてはいけないようだ。
お店の人に聞いたところ、「うちのとこは別にアレなんですけど、JRさんが…」と、なんだかハッキリしない。
JR東海に理由を聞いてみると…
今回のたこ焼きは乗車前にフードコート内で食べたのだが、
施設を管理するJR東海のお客様窓口に問い合わせてみた。
お問い合わせのあった『シールが貼られた食べ物(編集部注:今回はたこ焼き)』につきましては、
まわりの方への『匂いなどの影響』から、このような運用にしております。
駅弁や豚まんなど『シールがないもの』については一概にはお答えできませんが、
周囲からご意見があった際は、ご協力いただくこともあるかもしれません。
いずれについても、お客さまのご利用状況を見ながら、改善していきたいと考えております」
とのこと。現時点で、
「駅構内で買ったたこ焼き等(「ご遠慮シール」つき)は車内NG」
「豚まん・駅弁はNGではないが、場合によってご配慮いただくかも」
ということだ。
これは、「匂いの強さ」を客観的に計測した結果というよりは、
「販売する施設をJRサイドが管理しているか否か」
によると考えられる(551蓬莱の新大阪店は新幹線改札口の外、くくるは中にある)。
乗車前に購入する際は、こうしたシールの有無をしっかり確認し、無用なトラブルがないよう心がけよう。
参照元:http://sirabee.com/2016/03/02/92271/
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